好きなミステリ作家さん教えてください(できれば代表作もお願いします)
冬休みの読書の参考にしたいと思います。(中学生なんで)
でも、オススメがあればミステリ作家さんじゃなくても結構です。
読書家の皆様、回答御願いします。
好きな作家さんランキング(自己中心的ですけど・・・)
1 赤川次郎さん・・・三毛猫ホームズシリーズ・幽霊シリーズ・さすらい
2 東野圭吾さん・・・容疑者Xの献身・幻夜・新参者・放課後
3 宮部みゆきさん・・・模倣犯・火車・理由・レベル7・ブレイブストーリー
4 歌野晶吾さん・・・葉桜の季節に君を想うという事・長い家の殺人
5 綾辻行人さん・・・館シリーズ・橋どんどん落ちた
6 伊坂幸太郎さん・・・ゴールデンスランバー・重力ピエロ・死神の精度
7 内田慶夫さん・・・浅見光彦シリーズ・他殺の効用
8 西村京太郎さん・・・十津川警部シリーズ
9 有栖川有栖さん・・・マレー鉄道の謎・ロシア紅茶の謎
10重松清さん・・・ビタミンF・カシオペアの丘で・流星ワゴン
11森村誠一さん・・・高層の死角・氷の人形・人間の証明
12横山秀夫さん・・・動機・震度0・第三の時効・ルパンの消息
13松本清張さん・・・点と線・0の焦点・球形の荒野
14江戸川乱歩さん・・・少年探偵団・怪人二十面相
15高村薫さん・・・リビィエラを撃て・レディジョーカー・マークスの山
15米澤穂信さん・・・インシテミル・ボトルネック
15有川浩さん・・・図書館戦争シリーズ・阪急電車
一作しか読んでないけどおもしろかった作品
湊かなえさん・・・告白
梨木香歩さん・・・西の魔女が死んだ
高嶋哲夫さん・・・都庁爆破!
浅田次郎さん・・・鉄道員(ぽっぽや)
法月倫太郎さん・・・密閉教室
小野不由美さん・・・屍鬼
苦手な作家さん
恩田陸さん・乾くるみさん
漢字や題名等間違ってたらごめんなさい。
中学生さんですね。
質問文に書かれている作家名、タイトルを見ると、
軽めの推理小説からサスペンス、本格的なミステリ、社会派問題作、ホラー色を含む作品まで、多彩なジャンルを好まれているようですね。
ということで、質問者さんが挙げていない作家さんと、そのお薦め作品をいくつか挙げます。
【ミステリ】
●今野敏:①『リオ-警視庁強行犯係 樋口顕』、②『ST 警視庁科学特捜班』、③『隠蔽捜査』、④『二重標的/ダブルターゲット』
→いずれも、人気の警察小説シリーズの第1作目です。キャラ設定が魅力的です。
→今野さんは今や、警察小説の第一人者ですね。男っぽい世界を描く物語が多いですが、女性読者も多いそうです。
→④は連続ドラマ「ハンチョウ-神南署安積班」の原作
●誉田哲也:①『武士道シックスティーン』、②『疾風ガール』、③『ストロベリーナイト』
→①は、剣道部を舞台にした青春もの。
→②は、ギタリスト少女がバンド仲間の自殺の真相を探る人捜しミステリ。
→③は、若き女性警部補が活躍する警察小説。11月に竹内結子主演でドラマ化。殺害場面等、残酷な場面が多いので普 段なら中学生には勧めませんが・・・質問者さんの読書傾向を見ると、十分楽しめるかと。
●佐々木譲:①『笑う警官』、②『警察庁から来た男』、③『警官の紋章』
→人気シリーズ(4冊刊行中)のうちの、文庫化されている3冊。
→佐々木さんも、“警察小説といえば佐々木譲”と言われるうちの一人。女性ファン多し。
●乃南アサ:①『6月19日の花嫁』、②『再生の朝』、③『凍える牙』
→心理サスペンスの名手。極限状態の人間の心理描写は、息を飲むほど。女流作家なので、女性の心理描写は特に秀逸。
→③は、直木賞受賞の警察小説。女性刑事が主人公の、人気シリーズ第1作。
●海堂尊:①『チームバチスタの栄光』、②『ジーンワルツ』
→①は、映画化&連ドラ化した「チームバチスタの栄光」「ジェネラルルージュの伝説」の原作シリーズ第1作。テレビ、映画、小説・・・3者共に、大きな設定の違いがあります。それを見比べるのも楽しいかも。
→②は、産婦人科医療を問題にしたメディカルミステリ。菅野美穂主演で来春映画化。
●石田衣良:①『池袋ウエストゲートパーク』、②『波の上の魔術師』
→今年「美丘」がドラマ化されていた人気作家なので、ご存じかも。①・②は共に連ドラ原作。(長瀬智也主演)
【ミステリ以外の小説】
●石田衣良:『スローグッドバイ』
→ミステリ作家としてデビューした石田さんですが、最近は恋愛ものの方で高評価を得ているようで・・・。
→上記は、失恋をテーマにした短編集。悲しくて、ではなく泣けます。
●佐藤多佳子:①『しゃべれどもしゃべれども』、②『サマータイム』、
→20代の青春を描く名手。①は、映画化原作(国文太一、香里奈出演)
●乃南アサ:『しゃぼん玉』
→ミステリ作家の乃南さんの、“心理サスペンス小説だけれど感涙必死”な、感動の1冊。不良少年(?)と見知らぬ老婆との心の交流を描く。
※全部、文庫化されています。
お勧めの作家なら
道尾秀介がいいと思います
『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞
『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞受賞
『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞受賞
『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞
『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞
『向日葵の咲かない夏』が2009年最も売れた文庫になる
このミステリーがすごい2009年版作家別投票第一位
直木賞四期連続ノミネート
ものすごく売れてる作家です。
「葉桜の季節に君を想うということ」/歌野晶午./著/文藝春秋/やられた!という作品ですね。
これはいらんだろっていう内容も最後のほうで、ああこういうトリックの伏線だったのかみたいに納得します。実写化不可能らしいです。
「容疑者Xの献身」/東野圭吾/著/文藝春秋/は東野圭吾の最高傑作であり、代表作でもあります。20年も作家を続けて未だに代表作を出し続ける東野圭吾は神がかってます。
第6回本格ミステリ大賞、第134回直木賞受賞『本格ミステリベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』の五冠を達成しました。
要は、2006年の小説の全てのミステリー部門を総なめにした作品です。トリックが斬新であまり入り組んでいなくて分かりやすいです。
且つ意外性を持っています。出てくるキャラクターも個性的です。
「ゲームの名は誘拐」/東野圭吾/著/光文社/これは犯罪者の視点だけで書かれる小説です!めちゃおもおしろいです!誘拐犯も実は大変なんだな~って思います。
「カラフル」/森絵都/著/文藝春秋/これは自殺を犯した少年のお話です。第46回産経児童出版文化賞を受賞しました。
カラフルという題名にも深い意味があります。
「エイジ」/重松清/著/新潮社/こちらも少年の話です。吉川英治文学新人賞を取りました。個人的に、重松清のキャラクターは感情移入しやすいです。
エイジの友達が通り魔を犯し、捕まるところから話に入っていきます。
エイジはいつか自分もこういう事を犯すのだろうか?と、考えさせられる話です。思春期の心をリアルに描写しています。
「世界の終わり、あるいは始まり」/歌野晶午/著/角川書店/学生が誘拐殺人を犯す物語です。
主人公はその学生の父親です。
うちの子が殺人を犯している?その疑惑はやがて確信へと深まっていく。
「ゴールデンスランバー」/伊坂幸太郎/著/新潮社/これは、仙台で首相がパレード中に、衆人環視の中で爆殺されるという、斬新なおはなしです。
2008年本屋大賞受賞、第21回山本周五郎賞受賞、『このミステリーがすごい!2006』の三冠を達成しました。700ページもありますが、あっという間に読んじゃいます。
最初からいろいろな伏線がはられていて、文字をなぞっているだけだと、あとの内容がわからなくなってきます。
裏をかえせば、最初の伏線とあとの展開がリンクしたときの爽快感は、それはもう最高です。
ミステリーでもあり、アクションでもあり、人間を信頼するという意味でも、現時点で著者の集大成です。
「インシテミル」/米澤穂信/著/文藝春秋/
クローズド・サークルを舞台とした殺人ゲームを主題とした作品です。
2007年度の第8回本格ミステリ大賞の最終候補作に残ったほか、各ミステリのランキングでは本格ミステリベスト10で4位に、
週刊文春ミステリーベスト10で7位に、このミステリーがすごい! で10位にランクインしました。
1位は取っていないのですが、それなりに、消化不良はなく、読みやすいです。
すごい! 読書家なんですね~
個人的には、乱歩なら「孤島の鬼」、松本清張なら「神々の乱心」がオススメですがもう読まれましたか?
あとは何と言っても京極夏彦作品ですね!
京極堂シリーズは面白いですよ~ 姑獲鳥の夏、魍魎のはこ… ミステリー、サスペンスが好きならハマると思います
他の方も回答されていますが、道尾秀介さんがオススメです。
驚きのラストや大胆な仕掛けを用いることで、より物語のテーマを読者に伝えるという作風が特徴です。
まずは文庫化されている作品で自分が気に入ったものを紹介します。
「片眼の猿」「シャドウ」「ソロモンの犬」「ラットマン」
質問者さんは読書好きのようですので、気に入ってもらえると思います。
あとは、ミステリではないですが森見登美彦さんの作品も面白いですよ。
宮部みゆきの『長い長い殺人』
連作小説の形態をとっていて、語り部は登場人物の『財布』という異色の作品です。ある事件に巻き込まれた10人が持つ財布の視点から語られる10篇の物語が次第に繋がっていき、登場人物の人間模様と事件の真相が描かれていく形式となっています
あらすじ
金は天下のまわりもの。財布の中で現金は、きれいな金も汚ない金も、みな同じ顔をして収まっている。しかし、財布の気持ちになれば、話は別だ。刑事の財布、強請屋の財布、死者の財布から犯人の財布まで、10個の財布が物語る持ち主の行動、現金の動きが、意表をついた重大事件をあぶりだす!読者を驚嘆させずにはおかない、前代未聞、驚天動地の話題作
岡嶋二人の『そして扉が閉ざされた』
新本格のゴッドファーザーである島田荘司から「『本格推理』志向の人はこの作品を参考、目標にしてほしい」と言われたほどです
また作者が「唯一徹底した『本格』を書いてやろうという決意のもとに書いた」と語っている通りガチガチの本格物です
しかしながら、軽快で抑制の効いた文体のため本格初心者でも楽しめます
あらすじ
富豪の若き一人娘が不審な事故で死亡して三カ月、彼女の遊び仲間だった男女四人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた。なぜ?そもそもあの事故の真相は何だったのか?四人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末は?
桐野夏生の『OUT』
バブル経済崩壊後の現代社会で生きる人々の日常生活や、新宿のヤクザ、日系ブラジル人出稼ぎ労働者などに対する視線と洞察が注目を浴び、1998年に日本推理作家協会賞を受け、80万部を越すベストセラーとなりました
また、米ミステリー界のアカデミー賞といわれるアメリカ探偵作家クラブ主催の2004年エドガー賞最優秀作品賞の最終候補4作品の1つに日本人作家で初めてノミネートされました
ドラマ化、映画化されました
あらすじ
香取雅子42歳はリストラ亭主と家庭内離散、吾妻ヨシエ51歳は痴呆症の姑の介護、城之内邦子40歳はカード破産、山本弥生30歳はギャンブル狂亭主から受ける暴力と、それぞれ4人は悩みを抱えていた。そんな中、弥生が夫を殺したのを期に、4人が複雑に絡み合っていく
お勧めの作家なら
道尾秀介がいいと思います
『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞
『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞受賞
『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞受賞
『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞
『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞
『向日葵の咲かない夏』が2009年最も売れた文庫になる
このミステリーがすごい2009年版作家別投票第一位
直木賞四期連続ノミネート
と今最も旬な作家です
山田悠介の『Aコース』
宮部みゆきの『とりのこされて』
梨木香歩の『裏庭』
恒川光太郎の『夜市』などがおススメです。
私は今邑彩さんの作品を
オススメします。
ミステリーっぽくて
ちょっとホラー要素の
入ったおもしろい作品です。
どの作品を読んでも
楽しめるとおもいます。
私が読んでおもしろいと思ったのを書きますと
「隅の老人の事件簿」
バロネス・オルツィ(オ
安楽椅子探偵で全て短編ですが理路整然とした推理の切れ味を見せてくれます。そんな隅の老人の正体は…
『思考機械の事件簿』
ジャック・フットレル著
ホームズと同時代に登場しホームズのライバルとも呼ばれます。これも安楽椅子探偵で短編です
Yの悲劇 エラリィ・クイーン/著 難
XYZの悲劇三部作ですが一番面白かったのがこれですね。犯人が非常にショッキングです
「そして誰もいなくなった」
アガサ・クリスティ
まぁ定番です。雪山の山荘のシチュエーションの元祖ではないでしょうか
獄門島 横溝正史
日本作品で獄門島読み物トリックとも非常に秀逸と思い選びました
占星術殺人事件
島田荘司
これも本格ファンなら有名です。一にもニにもかってない大トリックです
どれも調子に乗って読めるので3時間ぐらいあれば読めるのでは図書館とかにもあるはずです
私は
山田悠介さんの本をおすすめします。
代表作は
「リアル鬼ごっこ」
「パズル」
「親指探し」
「特別法第001条DUST]
「スピン」
「オール」
などなど。今は新作が出ていています。
山田さんの本は人それぞれなのですが、読む人によっては
とてもおもしろいと感じます。
現実にはない話や読んでいてとてもはらはらします。
他の作者さんと、違うところがあっておもしろいですよ。
それと、あさのあつこさんの本はおもしろいですよ。
「バッテリー」
がよく知られていますが、私は
「The MANZAI」
が好きです。会話のテンポも内容もいいし、
中学生が主人公なので、感情移入しやすいところが
あって、共感したりするところがありました。
漫才といっても、基本的には日常の話が多いので、
おもしろいです。
お役に立ちませんが、ぜひ読んでみてください!